リースバックとは、貸借契約付売却のことです。
所有している自宅を売却し、
賃貸借契約を締結することで、
今までと同じ自宅に
住み続けることができるサービスです。
老後の資金を捻出したい場合や
高額な医療費等資金が必要になった場合、
相続人に財産を相続させたくない等、
自宅にそのまま住続けられ現金を受取れる
うってつけのサービスです。
メリットが強調されやすいのですが、デメリットも勿論あります。
プラス面もマイナス面も両方知った上で検討していく必要があります。
リースバックで売却した不動産を、
将来的に再度購入することも可能です。
不動産売買の契約の際に買い戻し特約を付けることで、一度売った不動産を買い戻すことができます。
リースバックは、自宅に引き続き住むことができるサービスですが、住める期間は希望通りとは限りません。
リースバックにおける賃貸借契約が
普通賃貸借契約であれば、
原則住み続けることができますが、
定期借家契約の場合、更新がないため、
ずっと住み続けられません。
自宅を所有していると、定期的に発生する管理費や固定資産税、火災保険や地震保険など、さまざまな費用が発生します。
リースバックの場合、住居費用として
毎月定額の賃料のみになります。
● 一括で資金を受け取れるが、
通常の売却や融資等と比較・検討することが重要。
● 所有に伴う固定資産税等の支払いは不要だが、
家賃等の支払いが生じる。
● 自宅が自分の持ち物ではなくなり、
自由に建替え、リフォームができなくなる。
● 契約の内容によっては
希望通りの期間住み続けられるとは限らない。
● 広告等で買い戻せると表示されている場合もあるが
契約条件等に注意。
等の注意点を踏まえてより高いメリットを受けられるのはどちらなのかをしっかり検討する必要があります。